こんな俺らでも。2

嵐の夜は。2 ページ27

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紫side


黄「無理」

と抱きついてきた岩本さんの力が強すぎる。

幻肢痛なんて忘れるくらい。笑

追い打ちをかけるようにまた雷が落ちた。

するとバチン！と部屋の電気が全部消えた。

橙「いやや〜😭」

黒「康二、大丈夫だよ。」

青「えっ！やばいじゃん！！」

暗くてよく見えないけど、

めめに康二と翔太が抱きついてて、

俺は照に抱きつかれて、

佐久間と阿部はいつの間にか爆睡して停電に気づいてない。

舘さんはスタッフさんと電話してるのかな。

そんな話し声が聞こえてくる。

その横には舘さんの車椅子とピッタリくっつくように

ビビってないように見えて実は内心ビビってるラウ。(俺の推測。わら)


黒「ねぇ、動けない」

橙「しゃーないやん、怖いんやから。」

青「まじ、電気まだ？」

黄「ふっかぁ、、」

紫「大丈夫、すぐ電気つくから。」

赤「今ブレーカー確認してるって〜」

白「俺もお布団入りたい」


暗い中ラウを車椅子から下ろすのは少し怖いから

みんなのスマホのライトを集めて、

ひとまずラウをお布団へ。

時間も時間だし、

俺がラウのお腹をとんとんしてたら

すぐ寝息が聞こえてきた。


ラウが寝てすぐくらいに予備電源に切り替わった事務所は

電気が復旧した。

復旧したころには雷も収まっていた。


部屋が明るくなっても起きないあべさくラウ。

部屋が明るくなって状況がカオスであることに気づいためめなべこじ。

いつの間にか幻肢痛が治まった俺に抱きついていた照は

抱きついてきたことが恥ずかしくなったのか

俺を突き飛ばした。わら

8人それぞれが布団の上で面白いことになっているのを

遠目でニヤニヤしながら見ている舘さん。


個性的だよね〜、俺らって。わら


紫「よーし、俺らも寝るかぁ」


電気を暗めなライトに切り替えて

俺も眠りについた。



次の日、寝相が悪くて

隣で寝てた照に怒られたのは内緒。わら

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