彼女はとても繊細です。【TH】

8・JM ページ8

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あんなに怒られるとは思わなかった



軽い気持ちでAに来週コンパする事を話していたのだが、始めは「たくさんの人と出会うのはいい事やん」なんてニコニコしていたのにテヒョンも誘おうと思ってると言った瞬間変わる表情


普段あれだけ避けてるしまさかこんな反応されるとは。






『テヒョンさんが見ず知らずの子から猛烈にアピールされてる絵がもう浮かぶ。』


想像力たくましいな



『私の断りなくそんな事許さへん！』


いや、おまえの許可いるんかい


胸ぐら掴んで言われるからどうどうと諌めつつ技かけられたら嫌だしオレも組み合う





それよりも！



「A、テヒョンの事いつも避けてるし苦手だと思ってたけど違うんだな。

めちゃくちゃ好きじゃん。
あんなそっけなくしてるしまじわかんなかった。」


『す、好き…って言うか推し…やな。

コンパに男漁りに来るようなヨジャ達にテヒョンさんは渡せへん。』


「偏見だな。オレはいいのかよ。」


『好きにしたらええ。』


「…テヒョンにアピールしないのか？」


『…しない…。

出来ないと言うべきか…。

私の事はどうでもいいねん！

とりあえずメンバーは他の課から選び。
営業には手出さんといて。』


「はいはい、わーったよ。」













そこでやって来たウリチング、テヒョンア







「穏やかじゃないね。
どうしたの？」






慌てふためくA


テヒョンがこんなぐいぐい来る事ないんだけどな


質問してるのにAは答えないしさー


Aがオレの口を手のひらで塞ぐと、テヒョンからジト目で見られる



何なに？


そゆ事なの？



テヒョンもAが気になってる？






TH「ジミン、何なの？」


JM「いやさー、

『言うたら絶交やしっ！』


JM「おー、コワ…

はいはい、じゃあまたな、テヒョンア。

頑張れ！」


ポンと肩を叩く









Aは心を許す相手にはとことんだし、
面倒見もいい


テヒョンみたいなふわふわしてる奴はAみたいな芯のしっかりしてる子がぴったりだと思う


早くくっ付けばいいのに







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