ep.110 ページ10
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お昼が過ぎた頃、優志からLINEの返事が返ってきた。
その日の夕方、
私達はいつものカフェで待ち合わせた。
注文を済ませて、いつものアンティーク調の席へと向かう
大好きだった、彼の背中が視界に入った時、
ズキン...と、
心の奥が痛んだ。
一度、立ち止まって深呼吸...
「おまたせ」
私は無理やり笑顔を作った
「いきなりどうしたの?」
何処か心配そうに、でも優しく微笑んだ彼の顔を
見たら、涙が出そうになったのをグッと堪えた
目の奥が、ジンと熱くなる
でも家を出る前に泣かないと決めた
そして自分が泣くのは間違ってる...
「ごめんね、急に。」
「ううん。招待状に問題でもあった?」
「んーー。」
へへ。と笑って椅子に座る。
私がカゴの中に鞄を入れたのを確認してから、
「そう言えばAの香水、凄い反響だね」
" あの子達の宣伝効果は凄いな " なんて
微笑みながら、優志はコーヒーをひと口啜った
ドキッ
「・・・」
彼の優しさを、いざ目の前で見ると脚が震えてくる
どうしよう...
そんな私の異変にもいち早く気付いて
「今日はなんだか元気がないね。何かあった?」
と、また優しく微笑んだ。
「・・・聞いて欲しい事があるの」
その一言で、、
只ならぬ雰囲気を察知した、彼の背筋が伸びた。
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chapi(プロフ) - みーみさん» みーみさん♡嬉しいコメありがとうございます!!亀更新ですが、今後とも読んでくださると嬉しいです♡ (8月5日 22時) (レス) id: 739a828904 (このIDを非表示/違反報告)
みーみ - 面白くて平日の深夜に一気読みしてしまいました!素敵な作品をありがとうございます!! (8月4日 8時) (レス) @page12 id: e9ee21c30f (このIDを非表示/違反報告)
chapi(プロフ) - akko01516366さん» お返事が遅くなり申し訳ありません。先程更新させていただきました!亀更新ですみません(: (2021年10月14日 22時) (レス) @page9 id: 926878a13a (このIDを非表示/違反報告)
akko01516366(プロフ) - 続きが見たいです。 (2021年9月26日 2時) (レス) @page8 id: dcd06ca4b0 (このIDを非表示/違反報告)
chapi(プロフ) - シヨさん» お返事が遅くなりごめんなさい!先程、更新させていただきました。大変長らくお待たせ致しましたm(_ _)m (2021年2月24日 23時) (レス) id: 926878a13a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:chapi | 作成日時:2021年1月12日 12時