ep.102 ページ2
.
おそらくここは、スイートルームという客室だ。
自分の寝室４個分くらいの広さのリビングに、ポツンと１人、L字掛けソファーに座る。
辺りを見渡して、
「凄い...」
と、ヒトリゴト。
白を基調にシックな色合いで統一された室内は、
ヨーロピアン風で、日頃の喧騒から解き放たれた
時間を過ごすにはぴったりな空間だった。
けれど...１人では、とてつもなく虚しく感じる...開放感。。
暫く時間が経ってから、ｼﾞﾐﾝ君が帰ってきた。
ソファーから立ち上がって、その様子をボーッと
遠くから眺める。
「Aヌナ...待たせてゴメン。」
「ううん...全然、大丈夫だよ。。」
辺りを見渡しながら、" ...凄い...部屋だね。"
そう付け加えると、
フニャっと笑った、ｼﾞﾐﾝ君。
さっきまでの緊迫した空気じゃなくて、、少し
ホッとした。
「座ってて。コーヒーでいい？」
「あ、うん。。。」
結局、ｼﾞﾐﾝ君が泊まっているホテルに来てしまった。
でも、あんな真っ直ぐに何度も気持ちを伝えられちゃったら、、もう一度、ちゃんと話をしなくてはならないと思った。
あの場所じゃ、見つかっちゃう危険性もあるし、、
その時、
「初めてなんです。」
カップにお湯を注ぎながら、淡々と話しを続ける
ｼﾞﾐﾝ君。
私は驚いて、
「え？」
と、答えた。
初めて？
一体、何が、、、？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 688人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
chapi(プロフ) - みーみさん» みーみさん♡嬉しいコメありがとうございます！！亀更新ですが、今後とも読んでくださると嬉しいです♡ (8月5日 22時) (
レス) id: 739a828904 (このIDを非表示/違反報告)
みーみ - 面白くて平日の深夜に一気読みしてしまいました！素敵な作品をありがとうございます！！ (8月4日 8時) (レス) @page12 id: e9ee21c30f (このIDを非表示/違反報告)
chapi(プロフ) - akko01516366さん» お返事が遅くなり申し訳ありません。先程更新させていただきました！亀更新ですみません(: (2021年10月14日 22時) (レス) @page9 id: 926878a13a (このIDを非表示/違反報告)
akko01516366(プロフ) - 続きが見たいです。 (2021年9月26日 2時) (レス) @page8 id: dcd06ca4b0 (このIDを非表示/違反報告)
chapi(プロフ) - シヨさん» お返事が遅くなりごめんなさい！先程、更新させていただきました。大変長らくお待たせ致しましたm(_ _)m (2021年2月24日 23時) (レス) id: 926878a13a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：chapi
| 作成日時：2021年1月12日 12時
