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お風呂に入って、化粧水とかつけていたら
隣の部屋からコンコンって壁を叩く音
ジョングクくんだ
だから、「ナニ?」って意味で、コンコンってしてみた
「コンコン、コココココン」
ん?分かんないよ……
だから、ゴン!ってしておいた
しばらくしたら
またコンコンコンコンコンって、5回叩く音
待ってんのかな?
だから、「もういいよ」って、メールした
すると、ピンポンって
たくさんの缶ビールや酎ハイを持ったジョングクくんが
おじゃましまーすって入ってきた
そして、私の顔をじっくり見つめると
「ん〜すっぴんのAさん、めーーーーっちゃかわいい!
化粧してるAさん、すごく綺麗だけど
オレ、すっぴんの方がもっと好き♡」
しまった!そうだった!
お風呂入ったから、当たり前に、化粧を落としていたし
何も考えず、後輩に、すっぴんさらしてる…
絶対これ、からかわれてるやつだ
「化粧してる顔と違ってすみませんね……
だんだんとね、歳を重ねるにつれて、すっぴんはひどくなっていくんですよ…
眉毛くらい、描いてこようかな」
「なんで?
オレ、すっぴんのAさんがいい!
ほんと、いつもより柔らかい雰囲気で……
なんだろう…歳上って感じもしなくて、ほんとかわいい…
あ、めっちゃ褒めてます」
「あ、それはありがとう」
なんかどっちでもいいや、もう、飲もう
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作者名:みんと | 作成日時:2024年3月23日 8時