君を想う4------TH

181___JM ページ31

ちょろい




最初は酒を「少しにする」なんて言ってたけど

テヒョナが大好きなジャスをかけて気分を盛り上げて
沢山飲ませた


まんまと横ですやすや眠ってる


これはきっと昼過ぎまで起きないやつ







俺の任務はAさんに会って真実を突き止めること




Aさんは、テヒョンより大事な人ができたとかメールで言っていたけど



その大事な人ってのが少し引っかかるし
あの時点で大事な人なんて言い方するのは前から二股してたとかしか思いつかなくて、もしそうだとしたら、感情を抑えれるかわからないけど


でもそんな風には見えない人だった...
久美さんもそんなことする子じゃないと強めに怒ってたし





少しでもなにか希望があるなら話をして、テヒョンの元に帰ってきて欲しい


どうしても無理なら最後に1度会ってちゃんとお別れを言ってあげてほしい



じゃないといつまでもあいつが前に進めない


あんなに人を深く愛したことがない俺には少し理解できないけど


きっとあいつはこのままだとAさんを一生忘れられないだろ



過ごした時間は短くてもテヒョンの心を全て包み込んで癒す何かを彼女は持ってるんだろう




今空っぽのテヒョンの背中を推せるのは彼女だけ



そしてその彼女の背中を推しに行くのが俺。ジミン。




かっこよくない？俺。




人の恋路ばっか応援してる俺にもめちゃくちゃ可愛くて小さくて優しい彼女下さい神様。。




おっと話がズレてきた





テヒョンを起こさないようにメモ書きを残してそっと旅館を出る


朝早いとはいえもう8時過ぎ
旅館の人にタクシーを呼んでもらい教えてもらった住所に向かった

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