君を想う4------TH (ページ4)

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散々甘やかされた後、眠れない私の隣で
上を向いて口を開けてぐっすり眠ってる綺麗な横顔

ずっと見ていられる

ずっと隣に居たいな...

こんなに心の底から内臓から頭の中全てテヒョンでいっぱいで

この先の人生きっとこんなに愛せる人は居ない

どこがとか何がとか説明出来ない何かがある

まだ半年、会う回数も他のカップルよりは少ない
けど、テヒョンの持ってる独特の何かに惹かれて
会う度にどんどん好きになって

｢ほんとに....ほんとにっ...だいっすき...っ...｣

寝てる彼に抱きついてまた涙が出そうになる

その時テヒョンが寝ぼけて寝返りを打って私を前から包み込むから我慢してた涙が零れてしまった

｢うっ....ごめんね...｣

私は声を殺して涙が出なくなるまで泣いた

太陽が昇ったら
いつもの私に戻るから今日だけ許してね

明るくなってきた頃そっとベッドから抜け出して朝ごはんを作る

味噌汁に、卵焼き、韓国海苔、ナムル、ウィンナー、焼き魚

明日はテヒョンの誕生日

日付が変わる頃、会社でLIVE配信をするから帰ってくるのは夜中になる

初めて一緒に迎える彼の誕生日

沢山笑顔にしたい

喜んでもらいたい

｢よしっ｣

時間をかけてしっかり顔のマッサージをして泣いて腫れていた目元もスッキリ

軽くメイクもして
にこっと鏡で笑顔を作って気持ちを切替える

『大丈夫』

日本に帰るまで後4日

いつも恥ずかしくて言えない気持ちも素直に伝えよう

大好きな彼を起こしにベッドルームにむかった