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✾ ページ44

JK「...お金がいるんです。
モデルって、お金出ますか?」




手をモジモジさせながら、ジョングクがそう言うとテヒョンはカバンを置きながらこう言った。




TH「まぁ...人気が出れば?それなりには?」

JK「じゃあ、やります!」

TH「でも、もしオーディション受けたとしてもギャラが支払われるまで数ヶ月はかかるよ?」

JK「...ですよね〜...。」




ジョングクは落胆した様子で段差に座り込んだ。




TH「具体的に、いくら位必要なの?」

JK「元々、2年後に取り壊すっていう条件で安く貸してもらってたんですけど、完璧に忘れてて。」

TH「...ねぇ、これ俺の見間違い?今月中って書いてるんだけど。」

JK「そうなんですよね〜俺、先月バイトクビになって...。
実家には頼れないし、いやー、今思い出すとまじでやばいんだよな〜。」




ジョングクは頭を乱暴に触りながら、Butter編集部内を歩き回った。




TH「ジョングク。
お前、俺並に適当だな?」

JK「Butter〜。」

TH「ねぇ、とりあえずこれ着て。」




その場で軽く踊るジョングクに、テヒョンは服を投げつけた。




大将「そんなにイケメンだったのか?」

『うん!チョーゼツ!もう、あんなイケメン見たことない!』

シセル「そうですか〜?ツキ先輩とは男の趣味は合わなさそうー。
私は、テヒョン先輩の方がタイプだなー。」

『えーテヒョナか〜...。
まぁ確かに、彼奴はかっこいい。』

大将「お!懐かしいなーテヒョンくん!口を開けば先輩!先輩!って、挙句の果てには持ち物も全部お揃い!」

『あー、そういえばそうだったねー。』

シセル「え、マジすか...。」




昔を思い出すように大将がそう言うと、シセルはドン引きの様子でおでんを食べた。




シセル「あ!でも...あのスポーツセンターってソウルに住んでいる人しか利用できないから、また会えるんじゃないですか?」

『!...そうかな?会えるかな!?』

シセル「そんなことより、おでん食べましょ!行動力の鬼!ツキ先輩?」

『シセル、あんたそれわざと言ってんでしょ?』

シセル「はい、あーん。」

『あー!...んーおいしい!』




ツキはほっぺをおでんで、いっぱいにしながらそう言った。




TH「...。」

JK「...あの、ネクタイの締め方が分からないんですけど...。」

TH「んー?...は?」




テヒョンがスマホから顔を上げた先にいたのは、さっきの地味な感じとは違うジョングクがいた。

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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kaguya(プロフ) - nanaさん» 少し参考にさせていただいてます! (4月3日 17時) (レス) id: 680b1279bc (このIDを非表示/違反報告)
nana - あれ…主人公が石原さとみに見えてくるなぁ🤔 (3月25日 22時) (レス) @page26 id: 93fd17df6c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kaguya | 作成日時:2024年3月15日 20時

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