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「どこ行きますかー?先輩!」

『んー、お金無いから下のおでん屋で良い?』




ホン タサンの件が無事に終わったツキは、受付のポンパドールの女性、シセルと出かけていた。




シセル「とか言ってー!そのバッグ、何気に新しくないですか?その、エディターズバッグ!」

『ふふん!これは貰い物なのー!』

シセル「でも、それよく見たら...。」

『良いの!これは特別気に入ってるの!よし!おでん屋まで競走だー!』

シセル「あ、ちょっと先輩!」

「っうわ!」

『きゃ、!』




ツキが勢いよく走り出したその時、横から出てきた男性とぶつかった。




「あ、すいません。
大丈夫ですか?ごめんなさい...。」

『...!』




痛そうな表情をしながらツキは近寄ってきた男性を見あげると、その場に硬直した。




綺麗な瞳。




黒髪のマッシュヘア。




うさぎ顔の可愛い顔。




彼のその全てが神々しくて、ツキは時が止まったような感覚に陥った。




シセル「って、先輩!大丈夫ですか!?」

『...大丈夫。』

「すいません。
ほんと、ごめんなさい...。」




彼はそう言うと自転車に乗って、去っていった。




『...。』

シセル「...先輩?」

『...チョーゼツイケメンだったね。
今の人。』

シセル「えぇ?本当ですか?」

『...どストライク。』




ツキは彼のその背中が見えなくなるまで、ずっと見つめた。




シセル「ん〜!ほんと美味しいです〜。」

大将「はは!お口にあって何よりです。」

『...。』

シセル「も〜!まだ言ってるんですか?先輩!」

『名前だけでも聞いとくんだった〜...!!』




ツキは頭を抱えながら、そう言った。




シセル「あのタイミングて聞いたら、かんっぜんに!変な女ですよ!」

『いや、もう危ない女だと思われてもいいよ!あんなイケメン、もう一生お目にかかれないかもしれないんだよ?』

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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kaguya(プロフ) - nanaさん» 少し参考にさせていただいてます! (4月3日 17時) (レス) id: 680b1279bc (このIDを非表示/違反報告)
nana - あれ…主人公が石原さとみに見えてくるなぁ🤔 (3月25日 22時) (レス) @page26 id: 93fd17df6c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kaguya | 作成日時:2024年3月15日 20時

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