✾ ページ28
『スタイリストつけてるなら変えた方が良いと思いますよ?いただきます!』
YG「...先生、あのこいつの失礼がすぎるのでそろそろ失礼します。」
ツキのその発言にホンは表情が固まった。その様子を察知したユンギはツキの手を握ると席を立ち、そう言った。
ホン「...君、ものすごく記憶力が良いんだねぇー。」
『...まぁ、ファッション誌に載ってあることだけですけど。』
ホンのその様子にユンギは驚きながらツキに顔を寄せた。
YG「おいお前、さてはゆとりだな?」
『...ギリゆとりですけど何か?』
YG「やっぱりな!先生、こいつは土日は休んで学校が休みの日は塾に行く訳でも無く、暇な1日自分の好きなことばーっかりやってるアホ学生の見本ですよ!」
『私たちゆとりは国政の被害者です。』
YG「うーわ、嫌ですねー自分の出来の悪さを国のせいにして被害者面して、これだからゆとりは...。」
『黙れ塩。』
YG「!」
目の前で焼かれた肉を食べながらツキは冷たくそう言った。
ホン「塩?」
『なんであんたみたいな薄っぺらい中年に説教されなきゃなんないの?てめぇこそ上司にペコペコしてるんじゃなく、原稿にちょっとは目ぇ通してからこっち持ってこいよ。詰め込み教育受けてるくせにやることが半端なんだよこの無能が。』
ツキの捲し立てる口調にホンは大きな笑い声をあげ、こう言った。
ホン「あははははは!!久しぶりに聞いたよその言葉!あー...面白い。次の再校の校閲も君に頼むよ!」
『!えぇ、喜んで!』
YG「先生!」
ホン「まだまだ食べる?」
『はい!いただきまーす!...ん〜!』
YG「...。」
169人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kaguya(プロフ) - nanaさん» 少し参考にさせていただいてます! (4月3日 17時) (レス) id: 680b1279bc (このIDを非表示/違反報告)
nana - あれ…主人公が石原さとみに見えてくるなぁ🤔 (3月25日 22時) (レス) @page26 id: 93fd17df6c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:kaguya | 作成日時:2024年3月15日 20時