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ドレスアップしたツキが連れられたのは、ソウルにある高級焼肉店だった。




『...。』

YG「...そんな顔すんな。怖くなったら俺が助けてやる。」

『...うん。』




ユンギは静かにそういうと個室に入り、着物を着たご年配の男性に頭を下げた。




YG「ホン先生、お待たせしました。」

ホン「おお、来たか。」




ツキはシェフにいらっしゃいませと迎えられながらホン先生の近くに立った。




YG「彼女が校閲を担当したユ ツキです。」

『初めましてユ ツキです。』

ホン「こりゃまた、随分と可愛らしいお嬢さんじゃないか。」

YG「は?」

『やだ、先生ったら正直者!』




目に見えて調子に乗るツキの頭を軽く叩きながらユンギはホン タサンに顔を寄せた。




YG「先生、見た目に騙されないでください。信じられないぐらい下品で口の悪い女なんです。」

ホン「まぁ、ほら座んなさいよ。」

YG「失礼します。」

『失礼しまーす。』




ユンギとツキが席に座ろうとしたが、ホン タサンにそれを止められた。




ホン「あぁ、ユンギくんはそっちね。」

YG「は?...分かりました。」




端からホン、ツキ、ユンギの順で座るとホンがツキにこう言った。




ホン「ところでお嬢さん、何を飲むかな?シャンパン?」

YG「あぁ、いや今日はお叱りを受けに来ただけなので。」

ホン「お叱り?ユンギくんなにかしたのかね?」

YG「え?いやいや俺じゃなくて...今すぐ校閲をしたやつを連れて来いって言いましたよね?」




ユンギのその言葉にホンは驚きながらこう言った。




ホン「あぁ、お叱りなんてしないよ。ただ、こんなに面白い校閲を見たのは久しぶりだったからね。」

YG「...え?」




ツキはホンの言葉に満足気にユンギの顔を見るとこう言った。




『先生ありがとうございます〜。あ、先生、私シャンパン1つ頂けますか?』

ホン「えぇ、もちろん。ツキさんが教えてくれたブログ見たよ〜。非常に面白かった。」

『あぁ、いや。』

ホン「‪”‬ちょー美味しい‪”‬なんて言わないんだね?」

『あぁ、今はあんまり言いませんね。今は、‪”‬鬼うま‪”‬とか‪”‬やばうま‪”‬とか...あと、地味に美味い!とか。』

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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kaguya(プロフ) - nanaさん» 少し参考にさせていただいてます! (4月3日 17時) (レス) id: 680b1279bc (このIDを非表示/違反報告)
nana - あれ…主人公が石原さとみに見えてくるなぁ🤔 (3月25日 22時) (レス) @page26 id: 93fd17df6c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kaguya | 作成日時:2024年3月15日 20時

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